2013年12月12日木曜日

ジュンヌとクーの物語06 、ご飯つぶをクーに

3月19日夜7時15分、ジュンヌはクーにご飯粒をあげて、お母さんにうその説明をする。

「ワンワン!」また聞こえました。

お母さんはジュンヌのうそをあまりなっとくしなかったけど、「早くとめてきなさい。」といいました。

ジュンヌは「気づかれないでよかったー」と思いながら「うん。わかった」といいました。

そして急いで階段を駆け上がりました。途中こけかけたけど、きにせずに自分の部屋に入りました。

「ガチャ」と鍵をしめ、イスとダンボールをどけ、クーを出しました。

するとクーは、なきやみ、ジュンヌの顔をペロペロなめました。

ジュンヌは、「あはは。こちょばいよ。ごめんねクーさびしかったね」というと、ご飯つぶをクーにあげました。クーは無我夢中になってご飯つぶを食べました。

ジュンヌは「おいしい?後でちゃんとした物あげるから、しんぼうしてね。」というと、クーは「ワン!」といいました。

「食べるの早っ!」とジュンヌはつぶやき、また、つくえの下に隠しました。

「ちょっとだけだからしんぼうしてね。」というと鍵を開けてドタドタと音をたてながら下にいきました。

お母さんに「おそかったね。どうしたの?」といわれました。

すると落ち着いて、「ちょっと目覚まし時計が鳴り終わらなくて・・・」と、うその説明をするとお母さんは納得してふたたびご飯を食べました。

ジュンヌもすこし冷めたご飯を食べました。

つづく・・・

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